【橋本グループSDGsプロジェクト第一弾】 橋本グループのSDGs宣言にむけ、SDGsに関する取組を発信するプロジェクト。
第一弾は、滋賀大生と連携し、弊社の取組をSDGsの視点から発信していただきます。

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こんにちは。滋賀大学インターンのリョウタです!

橋本グループさんは「未来のまちづくり」を通して地域に根ざした事業をされており、2021年6月で設立50周年を迎えられます!

地域に根ざす持続可能な企業としてSDGs宣言をするにあたり、学生目線で橋本グループさんの取り組みを取材させていただきました。

橋本グループさんが今後さらに「進化」し続けていくために、社員の方をはじめみなさんにSDGsを考えていただくきっかけをりたい、という思いで記事を書きました。

SDGsって何??

SDGs とは、「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」と訳します。
2030年までに世界の様々な問題を解決するために、2015年の国連サミットで採択された国際目標です。
17のゴールと169のターゲットで構成されています。
17のゴールはわかりやすいロゴで表現されており、「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

SDGsとCSRの違いって?

私は企業のSDGsに関する記事に触れるたび、「自社の取組とSDGsの達成目標を組み合わせるだけで良いのか?」という疑問が湧きました。そこで、SDGsについて深掘りしていきます。

まず初めに、わかりにく「CSR」「SDGs」について整理したいと思います。

CSRは「企業としての責任やあり方を行動に移すための活動」です。橋本グループさんでも実施されている社屋周辺のゴミ拾い、除雪等の地域貢献活動などがそれに挙げられます。

対してSDGは世界の様々な課題を掲げ、2030年までに達成することを目的としている国際目標です。

CSRでは行動指針や活動は各会社に委ねられていますが、
SDGsでは世界共通の目標を掲げ、そのために各自が何ができるかを考えることが大きな違いだと私は考えます。

では次に、SDGsの考え方について掘り下げていきたいと思います。SDGsでは「バックキャスティング」と呼ばれる思考法が基本となっていきます。

バックキャスティングって?

バックキャスティングとは、「未来のゴールを設定し、それまでに何ができるのかを考える」という思考法のことです。

「未来の姿に対して何ができるか」を考えるため、事業によらない、創造力に富んだ解決策を見いだすことができます。

バックキャスティングと真逆の思考法として、フォアキャスティングという、現場の強みを活かした実現性の高いアイデアを考える方法もありますが、未来の目標が曖昧になりがちになります。

バックキャスティングでは変化に柔軟に対応しやすく、ゴールが明確なため、到達まで道筋をブレずに描きやすいという特徴があります。

まとめ

今回はSDGsについて掘り下げまとめていきました。皆さんSDGsに対するイメージが少しでもクリアになればと思います!

企業のSDGs関連の取り組みを見たとき、「バックキャスティング」の考え方を使ってその企業のゴールを想像してみてください。記事の意図をより明確に理解することにつながります。

私が思うSDGsについて大切なことは「できることから取り組む」ことです。
すべての目標を必ず達成しようとせず、自分ができる範囲で、今一度バックキャスティングを用いて「できる」「できそう」を増やしてみてください。

まずはこの記事を読んでSDGsについて「知る」ことが皆さんの一歩、出発点になれば幸いです!

次回は橋本グループさんの取り組みを「SDGs」という視点から紹介したいと思います。